浦和フットボール通信

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【河合貴子の試合レビュー/レディース編】今日のイチオシ!!猛暑の中で、一人ダブルヘッダーの長野風花選手「体力的には、大丈夫です。もっとやりたかった」(2015/7/21)

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今日のイチオシ!!「長野風花選手の身体の強さ」

梅雨明けと同時に、猛暑となった日の17時キックオフの新潟戦。日中よりもほんのわずか気温が下がったとは言え、気温32.6℃、湿度59%と試合を行うには過酷な状況であった。

上下運動量が豊富な北川ひかる選手が、熱中症で倒れてしまった。そんな過酷な状況下で、長野風花選手の身体の強さは凄い。関東女子サッカーリーグ、東京国際大学戦に浦和レッズレディースユースの選手として途中出場で約24分プレーして、更に新潟戦に途中出場で13分+アディショナルタイム4分の17分プレーを行なった。

東京国際大学戦は、13時キックオフと一番熱い時間帯であった。全体のプレー時間は短いが、暑さの中で求められるプレーも違う2試合に関わる体力とメンタルの強さは、素晴らしい。

新潟戦後、長野選手は「やっこさん(吉田監督)には、前に出て行けって言われて、前で動いてボールを引き出して、清家選手の裏への展開をイメージして入ったが、質が悪かった。みんなのイメージに合わせられなかった」と反省しつつ、「嫌な時間帯に失点したのが大きかった。失点する前は、チャンスがあってレッズの流れの中で1点でも獲れていれば違っていた」と冷静な目でベンチから試合を見ていた。

そして「体力的には、大丈夫です。もっとやりたかった」と物足りなかったようだ。今日のイチオシは、過酷な状況の中で、東京国際大学戦と新潟戦に出場した長野選手だ!!

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